2016年05月24日

伝えること

今は『伝えること』に専念している榎田信衛門です。

ここ数日、首都圏からお越しになった方々とお話しますとね、皆さん「熊本(地震)の情報が全然入ってこなくて‥」と異口同音に仰います。

確かに全国ネットのニュースを観ても、都知事・沖縄・アイドル刺傷って感じで、熊本のニュースは小さな扱いになっています。

余震も減少傾向にあります。けれども現在進行形で被災者を取り巻く困難な状態は続いているのです。センセーショナルでないネタは、キー局の論理としてヴァリューが無いのでしょう。

私は発災以来、ウェブラジオFMCを通して、被災者の困難な実情を連日お伝えしています。
FMCの番組を通して日々変化する環境や状況を今後もお伝えし続けてていくことは勿論ですが、御呼び頂けるならば、日本全国何処へでも伺い「榎田信衛門が体験した震災」というテーマで《講演》《トークライブ》を行いたいと考えています。

FMCスタジオも被災し、壁は落ち、床も抜けています。
そして私自身も被災者です。3週間車中泊を経験しました。
得難い体験をしたわけですが、この経験を今後の防災に活かしていくことが私の余生最大のテーマです。

・熊本で起きた地震のあらまし
・正常化の偏見(正常化バイアス)と熊本
・メディアはどう伝えたか?
・静かに広がっていくデマとプロパガンダ
・活かせなかった教訓
・熊本から学ぶ新たな教訓

などなど。
内容に関しては、主催して頂く皆様と調整しつつ固めます。

基本的にノーギャラで結構です(主催者様には「旅費(交通宿泊費)」のみご負担願います。※最も安い旅行手段で結構です。)

入場料を集めるタイプの場合、経費を除いた収益金は「FMCスタジオ復興募金」にご協力頂ければ幸いです。(強制ではありません)

詳しくは、080-4284-5991(FMC※基本的に留守電対応。折り返しご連絡致します。)まで。
posted by WebRadioFMC at 18:28| 榎田雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月11日

危険と隣り合わせ

壁と柱の隙間から空が見えるとです。
壁が50cmほど落下したので大穴が開いて庭の木々が見えてます。まるで茶室です。(その後、段ボールで穴は塞ぎましたw)
壁面の至る所にクラック(ひび割れ)が生じており、余震の度にボロボロ落下しています。(あまりに忍びないので、シリコンコーキングで食い止めてますが焼け石に水ですw)
1スタの床の間の砂壁は完全に破壊モードです。
トイレの床は割れて抜け落ちました。
風呂場の壁も危険ですが、そこでの洗髪はスリリングとです。
なんとなく傾いています。
(ちょっとヒロシ風)

はてさて、こんな惨状の築70余年木造平屋のlunediで寝泊りする日々。
メンタルがぐちゃぐちゃになっております。
消耗する一方です。
もちろん好き好んでこんな危険家屋に居続けてるわけではなく、行き場が無いから居続けてるのです。
待てど暮らせど「罹災証明」が出ません。
お陰で次のステップに進めません。
実に非効率なシステムです。困ったものです。

来月の今頃は、新しいスタジオで笑って番組が作れたらいいな‥と願ってはいるんですけどね。
posted by WebRadioFMC at 22:41| Comment(0) | 榎田雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月03日

明けない夜はない

地震で滅んだ国はない。
けれども人生は簡単に捻じ曲げられる。

FMC創立40周年の2016年。
いろいろ考えていた仕掛けは脆くも頓挫しました。
スタジオも壊れ、いつまで待っても出て来ない「罹災証明」という紙切れのせいで、目先の舵取りも出来ません。
人生過去最大級の「もどかしさ」に支配されています。

これが20代とか30代、せめて40代だったら跳ね返すエネルギーがありましたが、齢50代‥。エンジンの吹き上がりがイマイチです。
でもね。悔しいんですわ。こんなんで負けてられるか!ってね。

昨日、花岡氏のお宅の屋根に登りました。
瓦が何個も落下して雨漏りが酷いんです。
大雨が来る前に何とかしたいけど、行政は無力、マンパワーが足りていません。
彼の顔が曇ります。

ちょっと逡巡。
私、左足の捻挫が悪化してビッコ引いてます。
しかし、義を見て為さざるは勇無きなり!
えーーいままよ!登ったらぁーー!

極端に悪い足場。灼熱瓦が掌を焼いていきます。
「平屋の屋根だ。落ちても骨折〜w」と腹の中で叫びながら散らばった瓦を並べ直しました。
両手と尻が第一度熱傷wちくしょーめ!
5年前「明けない夜はない、ドンと行こう!」と云ったのは榎田信衛門お前だ。
一通り並べ終わって、水道の水で両手を冷やしながら大笑い。
俺は生きてる!生き抜いてやる!

でも夜はちょっと切ない。淋しすぎる。
誰かと話したくて仕方がありません。

けれど、明けない夜はない、ドンと行こう!
posted by WebRadioFMC at 23:07| Comment(0) | 榎田雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする