かつて秀吉が鳥取城を攻める前、
まずは、息のかかった商人を多数現地に入らせて「米」を高値で買いまくった。
とんでもない高値。つまりバブルである。
米を持つ者は蔵の中の1粒に至るまで売りまくった。
なんと城内の米庫からも売っちゃった。
そして米がなくなった頃合いを見て秀吉は大軍で攻め込んだ。
だが殺戮はしない。
城下の民を脅し急き立てて鳥取城内に誘導した。
包囲体制コンプリート。
米つまり兵糧の無い城内はすぐに地獄絵となった。
食べられる物なら土壁も食べた。
餓死寸前の者はあっという間に四肢バラバラにされ、有力者が率先して脳を食した。
結果、城主の切腹と引き換えに包囲は解かれた。
餓鬼となった領民たちは慌てて粥を流し込むが、ショックで皆死んだ。
これが後世「鳥取の渇え殺し」と呼ばれる残酷な鳥取城攻略戦そのあらましである。
さしずめ今はどの辺りに当てはまるだろうか‥。
2001年4月。
稀代の詐欺師小泉純一郎その内閣支持率は凡そ80%に達していた。
「構造改革なくして景気回復なし」というスローガンを携え、
「聖域なき構造改革」とカッコよく言い放ち、
「郵政三事業の民営化」を「改革の本丸」と位置づけ国民を熱狂させていた。
国の資産をバラバラに切り売りするこの男を私は訝しく思った。
自分のトークラジオ番組(https://fmc.or.jp/qic/)で猛然と大批判を開始した。
※当時、大手検索サイト「excite」のラジオ局ランキングでは、NHKやTOKYO-FMなどを押さえて堂々のトップにいた我々「ウェブラジオFMC」には当然のことながら相当なアクセスがあり、大手印刷会社が買収を持ちかけてくる程の勢いがあった。(売っておけば良かったw)
ドーーーーン。
お客が逃げた。(思いっきりアクセスが低下したよw)
右派も左派も中道もノンポリも「純ちゃんフィーバー」に沸いている日本国に於いて、
純ちゃんのやることにケチをつける榎田信衛門あいつは何だ。
あいつは自民党「守旧派」だ!‥と言われた。
当時はSNSが未発達だったので直接叩かれる事は少なかったが、
兎に角お客さん(リスナー)は激減した。
純ちゃんに歯向かう者には「守旧派」というレッテルが貼られ、
それだけで小馬鹿にされていた。
だが、郵政の切り売りを端緒として「地方の衰退」が加速するに違いない。
日本の国土は、末端への金や物の流れが止まっていく。
つまり毛細血管の死。
当然、その末端から壊死していくはず‥。
‥私にはそんな未来が見えていた。
だから毎回熱く語った。
だが聴く耳を持つ人は少数だった。
あれから20余年。この国はどうだろう。
私の想像以上のスピードで地方は壊死を続けている。
あのとき「守旧派だ」と小馬鹿にしてくれた支持率80%の連中は今どうしているだろうか。
さてさて、そこへ来て天変地異の連続だ。
さらに地方は瓦解していく。
逆に「東京の一極集中」は留まることを知らない。
急き立てられるように人は物は東京に流れる。
大阪だって実は過疎がジワジワ進行している。
極めて近しい未来。
人が物が集まるだけ集まったメガロポリスTOKYOの完成。
最後の総仕上げは「関東直下型地震」かもね。
(宣伝です)
榎田信衛門塾長の『榎塾』第2期塾生募集中!
2024年01月13日
2023年12月28日
2024年のIBB
40代の頃は早く50歳になって人生を終わらせたかった。
曰く「人間五十年」‥『敦盛』の受売りである。
しかし終わらなかったw
故に「これからは人生のアディショナルタイムなのだ〜」と嘯き、半笑いで過ごしてきた。
それからはあっという間。
2014年。50過ぎたのを機に「防災特化型放送局」というコンセプトを打ち立てて、熊本市西区(熊本駅前)にコミュニティ放送局を設立せんと準備を始めた。
秘密裡に独り歩き回り、開局準備に必要な電界強度などのデータを集めて回った。
2015年。ほぼデータが揃った。
ご紹介を受けて複数のリッチ系篤志家殿に事業計画試案などを話し始めていた。
「なんか、イケそうだね!」‥そんなことをFMC副代表(当時)と話すまで進捗していた。
だが遅かった。
2016年4月。凡そ100年周期の大地震(熊本大分大地震)が「先」に攻めてきた。
防災特化型放送局の計画自体「100年に一度の大地震に備える」それが最大目標であり希求する最大の戦果のはずだった。
しかし及ばず。見事な大敗北だった。
2000回にも及ぶ大小様々な余震が張り詰めた心を疲弊させ、やがて私は放心状態に陥った。
そんな状態から救い上げ、炊きつけてくれたのは、国内外のFMCリスナーたち。
彼らからの熱い激励と想定外の義援金が「神の手」となって私たちの背中を押したのである。
天井を見上げれば、ずれた壁の隙間から青空が覗くような、尋常じゃない「大破スタジオ」に寝泊まりしながら移転先(みなし仮設住宅)を探す日々が始まった。
ある種の闘争本能が覚醒していた。
奇跡的に見つかった移転先(現在の新南部スタジオ)への引っ越し作戦(2016-ケ号作戦)は体力的にも苛烈を極めたが、2016年7月に作戦完了。FMCの放送は継続する事が叶った。
この一連の流れの中で「マスメディアの災害に対する意識の低さ」に憤り、なんとかしなければと思うようになっていた。
また、「絆」という必殺キーワードで人々に苦難を耐えさせようとする行政の傲慢さも私の怒りに火をつけた。
だから次なる「主戦場」を選ぶことにした。
2019年3月末日。私は大阪に単身移動した。
人生のアディショナルタイムどころか「大舞台」に乗り込んだわけだ。
いずれ来るであろう大災害。その坩堝(るつぼ)となる可能性がある近畿圏(とくに大阪)。
メディアも行政もそして市民自体もその意識は極めて脆弱。ぬるいまんまである。
縁あって入社した全国展開の放送事業社の拠点長は「防災の知見を活かしていろいろやってください」と私に語ってくれた。
今その延長線にあるもの‥それが『IBB独立放送旅団』なのかもしれない。
昨夜、私が主宰する私塾『榎塾』の塾生の皆さんとのオンライン会議で、
・NPOや様々な市民団体とのネットワーク構築を進めること。
・それらの組織の広報部門その下支えとしてIBBが威力を発揮すること。
などなど。いろいろな提言をもらった。
地域、文化芸術、福祉、環境、経済、そのほか諸々。
全てに繋がるキーワード‥それは「防災・減災」である。
2024年。私たちIBB最大の活動テーマはやっぱり「"災害"という"最大の仮想敵"からの"防衛"」ってことになると思う。
もうちょい短い表現にするとは思うけどw
曰く「人間五十年」‥『敦盛』の受売りである。
しかし終わらなかったw
故に「これからは人生のアディショナルタイムなのだ〜」と嘯き、半笑いで過ごしてきた。
それからはあっという間。
2014年。50過ぎたのを機に「防災特化型放送局」というコンセプトを打ち立てて、熊本市西区(熊本駅前)にコミュニティ放送局を設立せんと準備を始めた。
秘密裡に独り歩き回り、開局準備に必要な電界強度などのデータを集めて回った。
2015年。ほぼデータが揃った。
ご紹介を受けて複数のリッチ系篤志家殿に事業計画試案などを話し始めていた。
「なんか、イケそうだね!」‥そんなことをFMC副代表(当時)と話すまで進捗していた。
だが遅かった。
2016年4月。凡そ100年周期の大地震(熊本大分大地震)が「先」に攻めてきた。
防災特化型放送局の計画自体「100年に一度の大地震に備える」それが最大目標であり希求する最大の戦果のはずだった。
しかし及ばず。見事な大敗北だった。
2000回にも及ぶ大小様々な余震が張り詰めた心を疲弊させ、やがて私は放心状態に陥った。
そんな状態から救い上げ、炊きつけてくれたのは、国内外のFMCリスナーたち。
彼らからの熱い激励と想定外の義援金が「神の手」となって私たちの背中を押したのである。
天井を見上げれば、ずれた壁の隙間から青空が覗くような、尋常じゃない「大破スタジオ」に寝泊まりしながら移転先(みなし仮設住宅)を探す日々が始まった。
ある種の闘争本能が覚醒していた。
奇跡的に見つかった移転先(現在の新南部スタジオ)への引っ越し作戦(2016-ケ号作戦)は体力的にも苛烈を極めたが、2016年7月に作戦完了。FMCの放送は継続する事が叶った。
この一連の流れの中で「マスメディアの災害に対する意識の低さ」に憤り、なんとかしなければと思うようになっていた。
また、「絆」という必殺キーワードで人々に苦難を耐えさせようとする行政の傲慢さも私の怒りに火をつけた。
だから次なる「主戦場」を選ぶことにした。
2019年3月末日。私は大阪に単身移動した。
人生のアディショナルタイムどころか「大舞台」に乗り込んだわけだ。
いずれ来るであろう大災害。その坩堝(るつぼ)となる可能性がある近畿圏(とくに大阪)。
メディアも行政もそして市民自体もその意識は極めて脆弱。ぬるいまんまである。
縁あって入社した全国展開の放送事業社の拠点長は「防災の知見を活かしていろいろやってください」と私に語ってくれた。
今その延長線にあるもの‥それが『IBB独立放送旅団』なのかもしれない。
昨夜、私が主宰する私塾『榎塾』の塾生の皆さんとのオンライン会議で、
・NPOや様々な市民団体とのネットワーク構築を進めること。
・それらの組織の広報部門その下支えとしてIBBが威力を発揮すること。
などなど。いろいろな提言をもらった。
地域、文化芸術、福祉、環境、経済、そのほか諸々。
全てに繋がるキーワード‥それは「防災・減災」である。
2024年。私たちIBB最大の活動テーマはやっぱり「"災害"という"最大の仮想敵"からの"防衛"」ってことになると思う。
もうちょい短い表現にするとは思うけどw
2023年09月26日
脂気(あぶらけ)の無い人たちによるゴースト・レストラン
‥まず宣伝からw
◎「榎塾」塾生募集中!(年齢・性別等不問)
◎IBB基金・運営募金にご協力を!
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ゴースト・レストランってご存知?
キッチンをシェアした営業形態の事。
和洋中、複数のブランドを使い分けて「出前館」などのプラットホームからデリバリーしています。
でもキッチンは1つ。
話は変わりますが、
「反戦」「反核」「環境保護」「減税」「人権啓発」などといったテーマの「集会」「デモ」などを遠巻きに観ると、毎度毎度「同じ顔ぶれ」を発見することが可能です。しかも結構な数。
大都市「大阪」でもそうなんですから、4年前まで住んでた「熊本」なんざ最大公約数よろしく「同じ顔ぶれがデフォ」でしたよw
「あ、またお会いしましたね!」ということもあれば、
「あいつとだけは口をききまっせん!」と、微妙なイデオロギーの違いを増幅させて同じ集会参加者なのに憎悪むき出しの人など‥
「嗚呼まとまらんわ〜拡がらんわ〜w」という手合い。
散々遭遇してきましたよ。まるで「問題のあるゴースト・レストラン」‥。
※「問題のあるレストラン」は好きw
で、さらに話は変わりますが、
「反戦」「反核」「環境保護」「減税」「人権啓発」などといったテーマの「集会」「デモ」などを遠巻きに観ると、あくまで私の勝手な表現になりますが「脂気(あぶらけ)の無い人」のオンパレードです。
すごく乱暴に言えば「ジジ・ババ」「非モテ系」「底辺(悪く捉えないでね。縁の下の力持ち!ということだよ)」の行列。
こういう人たちを「ラップ」や「ヒップホップ系」などのドンシャカサウンドで煽ってノせようとする(某党とかw)→「痛い」「痛すぎるよw」
響かなくて当然です。
さて「ゴースト・レストランな脂気の無い人たち」が本来目指すことは何か?
自らの主張を「無関心層」「敵対層」に浸透させることでしょ。
わたしだったらこうします。
「スタイリッシュに観せること」これ一択。
統一した「色」
統一した「音」
統一した「言葉」
演出は、ムッソリーニに学ぶべきだよ。(例えが微妙でゴメンねw)
そして、統一した代表を正当な手段(選挙)をもって選出し、国の中枢に送る。
もちろん「集会(おしゃべり会とかw)」「デモ」なんかさせちゃダメ。
そんな目眩ましは議席無しでも出来る話だからさ。
彼らには「この国を牛耳っている重厚ステークホルダー」との密な関係を構築させ、
ぐいぐい仲間に引き込み「太い金主(パトロン)」になって頂くのが使命。
そして数を増やし、強いオウンドメディアを持ち、政治を土台からひっくり返す。
(これを維新とは申しません。無血革命と申します。)
それくらい目指してみないかねぇ「脂気の無い者共」よ!
※無血革命を予防するお注射として「某党」がその役割をある程度果たしてきましたが、効き目は随分弱くなりましたな。集会とデモばかりじゃねぇ〜ww
何度も話を変えてすみませんがw
「国民の半分が投票に行かない」‥そりゃそうでしょ。
50万超えの署名も受け取らない。
国民の声をきかない。
やらなくて良い事は強引に推し進め、いますぐ着手すべきことはダラダラ。
気がつけば、かつての「経済大国」が「貧困国」の仲間入り。
何をやったって悪くなるんだったら「選挙?‥放っておけ。そのうち潰れる」って思うわな。わかるよ。
で、この国は何で潰れる?
「戦争」?‥無い無いw(そもそも戦争で国は潰れないことになっておる)
※核戦争は別ですが。
あるとしたら‥
1.「超巨大地震&大津波」
2.「破局噴火」
3.「スーパープルーム(これは人類の危機だわw)」
4.「小惑星や隕石などの天体衝突(これは地球の危機だわw)」
1.と2.は、いつ起きてもおかしくない。
3.は、地球上の数か所で怪しいけど、まだ大丈夫っぽい。
4.は、ATLASの警報待ちw
それらが発生するまで「悪くなりっ放し」を続けたいですか?若干脂気がお有りの皆さん。
「この国の財」を他国に献上することにのみ血道を上げる現政府・現政権はダメだよ。
いいかげん気付きなさいよ。自称保守系の皆さん。※保守本流の私からすると大迷惑なのあんた達。
スタイリッシュに変身した脂気の無い人達(変身しようぜ〜w)と共闘したら「生活が良くなるよん!」保証する。
サスティナブルなんて「耐乏生活を強いてまーす!」の言い換えに過ぎないことに気付け!
「日ア党」‥架空政党やめてリアルにしちゃろうかw
誰かやんない?(私はやんないけどw)