2023年05月22日

榎田信衛門のしごと@

・災害ジャーナリスト
・映画評論家
・コンセプター
・メディアプロデューサー
・放送作家
・カメラマン

などなどいろんな肩書を持ってますが、
たまーにやっているのが、
「よろず人生相談員」
「組織防衛コンサルタント」

であります。

前者はそのまんま「他者の人生に寄り添い、いろいろとお節介なことを言う」という任務(概ね無償)です。

これまで、
1.家庭環境などに悩み苦しんで何度も自死を試みた人とか、
2.外因的な経済困窮(主に家族などによる借金とか)で首が回らなくなった人とか、
3.男女問わずパートナーからのDVで人生滅茶滅茶という人とか、
4.家庭や学校での居場所がなくなって転落途上の子どもとか、
いろんな人の相談にのってきました。
もっとも、相手が「聴く耳」を持っていれば‥ということ限定です。
(聴く耳のない人は申し訳ないけど、そこまでして救う義理はないのでね。)

聴く耳さえ持って頂ければ「人生やり直し成功率100%」でフォローします。
ちなみにこれまで失敗例なし



ところで「クライアント」って言葉をご存知だと思いますが、
語源をご存じの方は意外と少ない。

古代ローマ時代の「クリエンテス(一般市民=支配階級の指示に従う人)」が語源という話をする人もいらっしゃいますけどね、ちょっと微妙。‥だってクライアントとクリエンテスって概ね同じ意味だものw
※ちなみに支配階級(貴族)は「パトローネス」と申しまして、これ「パトロン」の語源の一つと言われております。

では御開帳。
クライアントそしてクリエンティスの語源は、
ラテン語の「クリエンヌ(cliens)=耳を傾ける人」なのです。

要するに「聴く耳」を持つ人だけが「クライアント」たる存在でありまして、
我侭や理不尽を押し付けてくるクライアントって時々いるでしょ。(特に広告系)
本来の意味ではクライアントと言えないかもね。


さてお次の肩書「組織防衛コンサルタント」
今まで中小企業案件3つ手掛けました。
守秘義務があるから多くは語れませんが、
基本的なストーリー(3件とも)はこんな感じ。

1.組織が低迷している。(売上が急落しているとか。離職者急増とか。)
2.現職リーダーと幹部(リーダーの仲良し)に問題がありそうだ‥と先代リーダーが分析。
3.先代リーダーの名代(特別顧問の肩書つき)として派遣される私。
4.当然訝しがられますが、ENKDお得意の「笑顔の人たらし作戦」であっと言う間に現場スタッフの人心掌握w
5.短期間で組織運営に関する情報を収集・分析し、クライアント(先代リーダー)に報告。
6.クライアントに助言。
7.クライアントの強権発動。

まぁこんな流れです。
ダメダメな組織って、何処もそうなんですが「日本社会の縮図」なんですよwww
ここに出てくるリーダー(概ね30〜40代半ば)は兎角自分に甘い。真摯な批判を強弁で返す癖がある。
そしてリーダーを取り巻く連中(幹部)はイエスマンばかり。
簡単に言うと「旧帝国陸軍・海軍の悪いところばかり煎じて飲んでるような組織」です。わかる?w

「お友達人事」
お友達の長所(実は大したことはない)を過大評価して重職に起用。
有能な人物の短所(むしろ長所だったりする)を過大に批判してハブる。
いわゆるイエスマン揃いのお友達人事の出来上がり。

「戦術と実効性」
お友達人事って、とりあえずノリは良いのです。ブレーキが居ないから。なので素晴らしいスローガンや奇抜なアイデアをポンと掲げたりはします。実際これ自体は意外と秀逸だったりするんだな。ところが、そもそも幹部(組織の司令塔)がダメダメなんだからやることなすこと支離滅裂。倹約しろ〜!って言いながら不必要なところで銭をドバーっと浪費したりね。無茶な作戦指導の先にあるものは「玉砕」という寸法。そして玉砕の責任は現場に押し付け。まるで旧帝国陸軍・海軍の極小版でしょw

「批判の封殺」
こんな組織ですから当然現場の不満は膨らみます。心ある社員は諫言(かんげん=いさめること)します。ところがバカ幹部共はそれを讒言(ざんげん=人を悪く言うこと)だと断じ、組織を誹謗した悪者に仕立て上げます。
当然風通しは極端に悪くなり、有能な人ほど流出していき、残るのはより先鋭化したイエスマンのみという構図。

「間諜と分断」
現場を信じられないバカ幹部共が最後にやってしまうのが批判分子(実は組織にとって最良の人材だったりする)の炙り出しと分断。社内メールの情報を抜いたりして批判的な言動をとっている人物を特定。そのシンパを分断させるという「極左の皆さん」がよくやる手口(最近も見たなw)をやって組織を瓦解。


まあこんな感じです。
これをですね、レポートにまとめて淡々とプレゼン致します。
先代リーダー怒りの鉄拳制裁はすごいよ〜!

後日、先代さんから「そのまま重役待遇で残ってくれ」と3件ともに言われましたが、
恨み買ってますから願い下げですww

そんな仕事も実は得意なんです。

気になる方いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください! 
メール/info@ibb.osaka
posted by WebRadioFMC at 10:35| 榎田雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする