2022年06月02日

榎田版「適々斎塾」そろそろ開塾!?

「あなたの長所は何ですか?」
「いつでも《口から出任せ》が言えることです」
こう言って、某企業の面接史上最高得点(と言われた)をゲットしたことがある。

すこぶる要領が良い。
記憶力も多分人並みではないのだろう。
かつてIQは150台だった。(今は100以下だと思う‥多分)

「ふつうにやっていたら今頃とんでもない地位になっていたよ」と顔を曇らせる人も少なくない。(勝手に曇らせるなw)

ん?
ふつうとは何?

企業の中で揉まれて管理職になり(しかも超ハイスピードで)、
やがて銭勘定で人を見下す「上級国民」になるということかいな‥。
ふーん。

自分、異常性格なんだろうなと思う時がある。
相手がおエライ上級国民であるほど「謙らない」ところがあるんだな。

小中学生に「そうなんですね!」と真顔で謙るくせに、
社長様だの何だのエライさんには「あ、そーなんだ。ははは‥」と小馬鹿にする傾向がある。
なのでエライさんに媚びへつらう輩も苦手である。(妖怪アンテナがビンビンに反応するのだ)

もちろん事の本質をズバっと見抜ける上級国民もいらっしゃるので、そういう御方にはそれなりのリスペクトは致しますよ。(それくらいの良識はある)

違うのは「それって儲かるんですか?」って鯖目で言ってくるやつ。
本質的に嫌いだ。(だがこの国には「佃煮」に出来るほど数多いる)

「儲からないからお止めなさい」とでも言いたいのだろうけど、
胆力がないから慇懃無礼スレスレで弱毒化した嫌味を飛ばす。
洞察力も無ければ分析力も無い。
バカなんだろうな。
そんなのでも上級国民になれる‥というか、
そんなのほど上級国民になれるんだよ今の日本は。

「何があってもお前には儲けさせてやんないって。だから放とけってw」
‥と腹の中で小馬鹿にしつつ
「いやぁ、どうなんでしょうねー」
と自嘲気味な芝居をしてお茶を濁す。
彼奴らを啓蒙してやる義理はない。

そんなことだから上級国民とのパイプができない。
確信犯なんだから許せw



もし医師に例えるなら‥
医局の中で教授を目指すような財前五郎はともかく、あくまで組織人として生きる里見脩二すら私の中にはいない。(「白い巨塔」を知らない人は置いていく)

場合によっては相手の人格権を全否定して堂々と斬り殺す町医者・叶刀舟の方が性に合っている。(「破れ傘刀舟悪人狩り」を知らない人は置いていく)


それが私だ。


‥とか言いつつ今は後進の育成が急務だから刀舟よりは緒方洪庵が理想だ。
FMCは蓋し「適々斎塾」なのだ。

というわけで榎田版「適々斎塾」そろそろ開塾するぞ。
年齢・性別・国籍不問。只し日本語でのコミュニケーションしか出来ないのでそのつもりで。
入塾にあたって審査はある。
「ギスギスしていないこと」
「ギラギラしていないこと」
立身出世を目指すものや目立ちたい輩はお断り。
よそでやってくれ。
地味でもいいから何か1つ以上のことを成し遂げたい人物をちょこっと引っ張り上げるのが当塾の主目的。
ちなみに本家適塾に倣って「塾生同士で教え合う」のが基本。
私は横で酒飲んでるだけw(訊かれたときには答えますがね)


尚、ウィキペディア「適塾」にはこう記されている。
‥「目的なしの勉強」を提唱している。塾生は立身出世を求めたり勉強しながら始終わが身の行く末を案じるのではなく、純粋に学問修行に努め、物事のすべてに通じる理解力と判断力をもつことを養ったのである。



posted by WebRadioFMC at 09:21| 榎田雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする