2021年11月04日

祝・当選!大石あきこさん

れいわ新選組大石あきこさんが2021年衆議院議員選挙で滑り込み当選しました。
滑り込みだろうが比例復活だろうが当選は当選だ。
いや〜じつに目出度い!

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今回の選挙戦を「大石あきこ陣営」に《密着》と言うより《従軍報道員》としてつぶさに目撃した唯一無二のジャーナリストとして(だって新聞、テレビ‥ぜんぜん来ないんだもの。下手打ったね〜マスコミさんw)、今後は皆さまに此度の熱いドキュメントを物語る「語り部」になって進ぜましょう。



さて、選挙戦で光ったもの。
いろいろありますが‥第一は「涙」でした。

大石あきこのこれまでの苦闘を知っている人の涙。
大石あきこに政治への信頼回復を委ねる涙。
そして、それらの熱い思いを受け止めて感極まる大石あきこの涙。
ほかにもいろいろありましたが、
これらは総じて「感涙」であります。

私も何度もらい泣きしたことか。

ほんと純粋な涙でしたよ。
ケレン味の一つも混ざっていない真実の涙と言って良いなぁ。


もちろんいつも泣いてたわけではなく
みんな普段は笑顔で頑張っていましたけどねw

いわば「涙と笑顔のミルフィールみたいな選挙戦」
それが大石あきこ陣営に勝利をもたらしたのです。



そこに至るまでのエピソードを1つ、
とりあえず物凄く早回しでお伝えしましょう。


昨年11月の大阪都構想住民投票を辛くも勝利に導いた「れいわ新選組大石あきこ陣営」であります。
いつ来るか分からない次の選挙に備え、
準備を進めていくつもりではいたけれど、
何をどう準備するか全くもって五里霧中な感じ。
で、そのまま越年。

最初に巡ってきたチャンスは本年2月某日。
大阪市内のとある中高一貫校での「模擬選挙」というイベントでした。
自民・維新・共産・N国・れいわが参加。
生徒たちの前で政策をアピール。
質疑応答を経て、彼らの投票で順位を決めるというスタイルでした。

トップバッターは、れいわ新選組を代表して大石あきこさん。
いつもの感じで山本太郎氏のプロフィールとか消費税廃止、奨学金無償化などを熱く語ったのですが、
これがどうにも響かない。
はっきり言ってタダ滑りな感じ。
疲れが出ていたのか声にも張りが無い。
熱心に質問してくれた生徒さんもいましたが、結果「票」にはつながらず、
まさしく想定外。衝撃の「最下位!」という散々な結果に。

この日も従軍カメラマンとして随行していた私。
今だから言えるんだけどね、初めて大石あきこさんの悔し涙を見ることになるのです。

それは生徒たちの思いやトレンドをキャッチできていなかった悔しさかもしれないし、
ネタのチョイスや説明にメリハリが多少欠けてしまったことへの悔しさかもしれないし、
当然、他党に破れた悔しさもあったはず。
そういういろんな悔しさから流れた涙でした。

それを目の当たりにした私が感じたもの。
ほぼほぼ直感ですよ。
「あ、憑きものがとれた」そう思ったんですわ。

ここからですよ。
大石あきこさんが変わっていったのは。

あえて「貪欲」と表現させて頂きましょう。
他人の感情や感覚を、目を見て、心を見て、貪欲に吸収するようになったのです。
例え対立する思想や暴論の持ち主であったとしても、じっくり対話し、そして着地点を探っていく。
政治家にとって最も必要なスキル(持ってない政治家の方が多いけど)を確実に磨いていきました。

それはやがて本家山本太郎さんのお株を奪うほどの対話力を発揮していきます。
いまや街頭演説の名手と言っても良い抜群の存在感を発揮するようになったそのきっかけは、
あのときの悔し涙だったのではないか?
私はそんな風に思っています。


本当にご当選おめでとうございます。



榎田信衛門
posted by WebRadioFMC at 13:21| 榎田雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする